武佐岳の山肌はまだ白く、吹く風は肌を刺す冷たさだ。
東京は夏日というのに。北国の春はいつ来るだろう。
四国から友人家族が流氷を見たいとやって来た。この日は雲一つないなか車を走らせ、青空に映える羅臼岳を眺めながら目的地へと向かう。雪が珍しく、ましてや流氷など見たこともないファミリーにとっては、海に浮かぶ白い氷に大歓声。オホーツク海を一面埋めつくす、または、ぷかぷか浮かぶ塊と所に...
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