2026年10月25日日曜日


 天は高く、青空に舞う真っ白い雲と真っ赤なナナカマドの実。目にも鮮やかな秋晴れの日、だがうっかりすると身がすくむほどの冷たい風が肌を刺す。ナナカマドの実りが良い年は、雪が多いといわれるが、異常気象の昨今、はたして今年はどんな冬景色になるだろうか。





最近はニュースで熊出没の話題が尽きない。環境の違いをいち早く察知して熊なりの対応をしているのだと素人ながら思うが、結果人との距離が狭まれ、お互いの命が危うい時代になっている。AIでも熊も人も安心できる暮らし方の正解は出せないのではと不安に思う。

今月は中標津のギャラリーで我楽多市を開催している。並んだ品は昭和の時代を思わせる食器やレコード、壊れかけた?楽器等々。便利さや恰好の良さは今のものとは多少違うかもしれないが、温かい手造り感があり見るだけでほっとする。私も断捨離で出品したが、見れば欲しくなるものがあって、断捨離の目的が何処へやら、、、。ベビーブームの昭和の時代を駆け抜けてきたが、振り返れば良き時代だったとつくづく思う。

昔は昔、自覚をもって今を大切に過ごそう。




2026年9月25日金曜日


 かろうじて撮れた中秋の名月。9月もあっという間に過ぎようとして、もはやストーブの温もりが恋しくなってきた。今年は、5月に急に決まった別海町での写真展、8月は摩周湖巡りの山歩き、そして9月は、沖縄やんばる在住の夫の心友に会いに上京とわたしなりに忙しく通り抜けた。頭からつま先まで全身のあちこちで今までとは違う変化はあるものの、やりたいことはまだできている自分に拍手!。地球規模で自然災害による被害が起きているこの頃ですが、なんと幸いなことに中標津はいつも穏やかに暮らせている。それも多くの人に支えられての一人暮らしではあるが十分に楽しく満喫している。感謝しかありません。昨日は隣の牧場で子キツネにも出会ったし、今日は長バサミで26年間伸びきった枝の剪定でもすることにしよう。

2026年8月25日火曜日


シニアクライミングパートⅡ 今年は摩周湖の辺を6時間歩く。鈴、笛、クマ除けスプレーを持ち、ホォィ!ホォィ!と声をかけながら歩く。晴れたり曇ったりの空模様だったが、その度に目を見張るような摩周ブルーが目に飛び込んでくる。かって布施明が歌った幻想的な「霧の摩周湖」も眼下に広がり、あらためて山登りの素晴らしさを満喫した。とはいえそんな悠長なことばかりではなく、息切れはする、膝はガクガク、足元から目を反らせば崖っぷち。昨年の雌阿寒岳と辛さは同様。駐車場までもうすぐ、もうすぐと騙されながら諦めずに頑張った。この達成感はいくつになってもいいものだ。山友に感謝、感謝。


 

2026年7月25日土曜日


 

中標津に移り住んで26年。もはや79歳とは信じがたいこの事実に驚きを隠せないが、

敬親が暮らしていた心地よいこの家を終の住みかと決め、一人暮らしを満喫している。

しかし、26年目のサプライズはもう一つ。先月からマイマイガの毛虫が爆発的に発生、

その駆除に朝から夕方まで何日も悪戦苦闘した。これからも成虫になる白いガと更に戦いを

挑まなくてはならない。

楽しみにしていた花々もこのガに蝕まれて開花できないでいる。

友に頂いた花でかろうじて楽しい時を過ごしながら、自然の恐怖を体験した2026年の夏

である。




2026年6月25日木曜日


5月は友人知人のサポートで思いがけずミニ写真展をすることができ、お陰様で多くの人に楽しんでもらえたようだ。敬親も喜んでくれたと思うと同時に、わたしも次のステップを踏むパワーをもらったような気がする。

昨年の秋、知人が庭の笹を刈ってくれてから半年、果てさてどんな植物が現れるかたのしみにしていた。すると、あちこちにエゾカンゾウ、アマドコロ、スズラン、ヒメシャガ、シラネアオイ、そしてなんとエビネランまで現れた。野草好きの私にとって宝の庭だ。ササ刈りには手を焼くが、一面野の花で埋め尽くされた光景を想像するとテンションが上がる。ダニや毛虫の脅威にめげず中標津の野草苑を作ろう。
 

2026年5月25日月曜日


久保敬親がこよなく愛した北海道の東部。その別海町「みなくる」で今月の10日から29日まで写真絵本展をしている。玄関横のホールに来館者がくつろげるスペースが会場となる 。

今までの写真展とは違い、より写真が身近に感じられ、アットホームな雰囲気のなかで作品と触れ合うことができる。私自身は見慣れた写真と写真集ではあるが、場所が変わり改めて見てみると、動物の生き生きした表情はどれも美しく優しい。地球温暖化で季節感がなくなりつつあるこの頃だが、日本の自然の素晴らしさと、そこに生きる生きものに惚れ込んだ敬親の心境が今更ながらぐんぐん伝わってくる。亡くなって七年が経つが、よくぞ頑張ったでしょうと、敢闘賞と努力賞を空に届けたい。


2026年4月25日土曜日


 早くもゴールデンウイークが近づいている。さわやかな新緑に風が流れ、鯉のぼりが青空に泳ぐ。ここ中標津はといえば、蕗の薹、福寿草、クロッカスがようやく咲き出し、遅い春を迎えている。温暖化の影響で、日本から四季という素晴らしい季節感がなくなりつつある寂しい現実。中国の昔の暦、二十四節気は日本でも立春、啓蟄、春分、、、と馴染みのある言葉もいずれはきかなくなるのだろうか。冬眠しないくまたちは、どんな心境なのかきいてみたいものだ。ー

 天は高く、青空に舞う真っ白い雲と真っ赤なナナカマドの実。目にも鮮やかな秋晴れの日、だがうっかりすると身がすくむほどの冷たい風が肌を刺す。ナナカマドの実りが良い年は、雪が多いといわれるが、異常気象の昨今、はたして今年はどんな冬景色になるだろうか。 最近はニュースで熊出没の話題が尽...